記録と日常

学びと活動とつぶやきと。

美術

学校美術の課題を点数化するということ~令和5年度中学校生徒美術展

うちの子どもの作品が展示されるということなので地元公民館に行ってきました。子供はいわゆる上手い作品は作れないけど、オリジナルなどちらかというとくすっと笑えるじわる作品を作る子。今回美術担任がめちゃ推しで評価してくれたそうで(本人的には会心…

「絵を読み解く」言語からのアプローチ

美術館の小学生向け対話型美術鑑賞プログラムのボランティアファシリテーターの活動に参加し始めてから足掛け4年になるが、コロナ禍でプログラム自体が中止になったり、しごとの都合で予定が合わず参加できなかったり、実際に子どもたちの前でファシリテータ…

「あるがままのアート」展

昨日で会期が終わってしまったのだけど、先週、東京藝大美術館で開かれていた「あるがままのアート」展を見てきた。Eテレの日曜美術館での紹介があまりにもよかったので、これは見たいと思った。 「no art, no life」という障害者で美術作品を制作する作家を…

糸賀英恵展~YouTubeで配信

新型コロナウイルス感染症防止のために、各地の美術館が閉館中ですが、YouTubeなどで展示作品を動画配信してくれる館もあり、以前、鑑賞した「糸賀英恵展」も配信が始まりました。金属なのに浮遊するような軽やかさのある作品で素敵です。 ロビー展「糸賀英…

【ブックマーク】20/03/02

diamond.jp bijutsutecho.com 美術館のウェブサイトにおける、研究、教育リソースの公開例をいくつか。 — Hidenori KURITA (@PresentSituatio) 2020年1月22日

【映画】太陽の塔

以下の記事は別のところに上げた記事で、一部修正して転載しました。 なぜ、この政府は(日本人は)、事に向き合おうとしないのだろうか。新型ウイルス感染症の騒動に、またか、という思い。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 太陽の塔 [Blu-ray] 出版社/メーカー: …

対話型美術鑑賞の面白さ

対話型美術鑑賞ファシリテーターの研修を受け始めて6か月。ちょこちょこ参加できる鑑賞の現場にも立ち会い、日々学ぶことが多い。先日は、小学生相手にアートカードリーダーを実際に経験させてもらった。 アートカードというのは、美術館の所蔵品をカードに…

国立新美術館「DOMANI・明日2020」展

もう先週のことだけど、DOMANI展見た。 サブタイトルが「傷ついた風景の向こう」 災いが起きても時は流れる、その時、人は何を見ているのか、感じているのか、という問いに応えた作品を見せる、あるいは作品で応える展覧会。 もともと日高理恵子氏の「樹」を…

「永遠のソール・ライター」展

本日…放送大学の単位認定試験でした。合格点が取れる程度には出来ると思って受験した「博物館教育論」がまさかの落単かも…意気消沈。気持ちの整理がつかないまま帰宅するのもツライので、ソール・ライターの作品見て心を鎮めて来ました。www.bunkamura.co.jp…

対話型美術鑑賞ファシリ研修、その後

sasorizano.hatenablog.com この記事を書いてから、しばらくたってしまいました。 基礎研修を終えてからは、実際に研修仲間の前でVTSファシリしたり、それを皆で、こうすればよかったんじゃないかとか、ここはよかったとか振り返ったり。 私の参加してる対話…

糸賀英恵展~うつろいのかたち

糸賀英恵展 うつろいのかたち 2019年12月14日(土)~2020年4月5日(日) | 平塚市美術館 冬の日差しがポカポカして気持ちの良い土曜日。 天井が吹き抜けて高く、窓からさす光もキラキラ眩しい静謐な空間となっている平塚市美術館の2階ロビー。そんな空間に…

対話型美術鑑賞は美術鑑賞なのか?

小学生向けの美術鑑賞プログラムのボランティアをすることになったので、対話型鑑賞ファシリテーターの研修を受けています。その基礎研修の個人的まとめ。 対話型美術鑑賞(VTS)とは・・・ 1980年代にニューヨーク近代美術館」(MoMA)で開発された美術鑑賞…

安野光雅展と「錯覚の科学」

滑り込みで安野光雅展子どもと行こうと思って日程調整してたけど、折り合わず単独で鑑賞。で、やっぱり子どもと一緒に見たかった…それはそうと、ふしぎなえ、久しぶりに見ててショックだったのは、子どもの頃初めて見たとき、立体のようで立体じゃない、脳が…