記録と日常

学びと活動とつぶやきと。

対話型美術鑑賞ファシリ研修、その後

sasorizano.hatenablog.com

 この記事を書いてから、しばらくたってしまいました。

基礎研修を終えてからは、実際に研修仲間の前でVTSファシリしたり、それを皆で、こうすればよかったんじゃないかとか、ここはよかったとか振り返ったり。

 

私の参加してる対話型美術鑑賞プログラムでは、小中学校へボランティアが出向き、教室でアートカードやプロジェクタ投影でVTSを体験してもらった後、翌週、美術館に来てもらい本物の作品を鑑賞体験してもらいます。そういう現場にもスタッフ参加させてもらいました。

 

やってみて思ったのは、子どもとコミュニケーションする活動って楽しいし、自分はそれが好きということ。たぶん、絵や作品を見ること以上に子どもとの活動が好きなのかも。作品を見て、子どもたちが思ったこと感じたことを言葉にする、語りだす、いつもと違った姿を見せるのがすごいし面白い。この体験は将来、子ども自身の力になるんじゃないか。そういう姿をみられるのが率直に嬉しいです。

 

それから想像していたよりも相当しっかりプログラムを作っていて(学校の授業カリキュラムのひとつなので当たり前なのです)、事前準備も綿密。ボランティアさんたちもVTSの技術(対話の技術)を向上させる努力を怠らないのにも驚きました。だからこそ、子どもたちの力になるようなカリキュラムになっているんだろうと思います。仕事がなければ、もう毎回毎回参加したいくらいです。(けれども焦らず、チャンスは逃さず一歩一歩)。