糸賀英恵展~うつろいのかたち
糸賀英恵展 うつろいのかたち 2019年12月14日(土)~2020年4月5日(日) | 平塚市美術館
冬の日差しがポカポカして気持ちの良い土曜日。
天井が吹き抜けて高く、窓からさす光もキラキラ眩しい静謐な空間となっている平塚市美術館の2階ロビー。そんな空間に置かれた鍛金作品。
「うつろいのかたち」と名付けられた展覧会初日、作家のギャラリートークもありましたので、そちらを楽しみに行ってきました。
https://twitter.com/ouj02850660/status/1205752527674724352
鍛金というのは、金属の板に熱を加えて柔らかくしてハンマーでたたいて形を作る加工技術。分類としては工芸で、皿や器、ジュエリーなどの作品が多いのかな。
作家トークを聞いてから、この記事を読んだら、より一層知識が深まりました。
打ち出された銅板がひらひら、くるくると浮遊。柔らかな形ながらもすくっと立ち上がる。バラとか蘭とかチューリップとか、花弁がしっかり厚くしっかりした花のようなかたち。
https://twitter.com/ouj02850660/status/1205762599721168896
糸賀さんの作品には思いがタイトルにも込められている。言葉選びも魅力。
「ちりぬるを」「flow-er」「相思華」「時だけが」「往きつく花の御山かな」「さしこみとひらき」等々。言葉から(思いから?)インスピレーション受けて作品になっているとお話しされていました。